【注意!】この記事のタイトルを見たからといって、決して、横にいる「うちの子」の口に、歯ブラシを突っ込もうとしないでください。98%以上、嫌われます!!


「歯磨きとか、そういう話は聞いたことがあるけど、うちの子嫌がるのよ…」と、ひそかに困っている飼主さん、こんにちは。

認定動物看護師の、武田真優子です。(詳しくは、こちら



3歳以上のイヌ・ネコの80%以上が「歯周病」であるというデータがありますが、どこかで耳にされたことはありますか?

「そういえば、うちの子、口が臭いかも…?」

イヌのデータですが、口臭は年齢と共に増えており、6歳以上の犬の26.5%に見られ、4頭に1頭が口の中になにかしらのトラブルを抱えています。


「そう、獣医さんに言われたから、歯磨きしようと思ったんだけど、うちの子はどうしても、嫌がるのよ。」


このように、飼主さんがおっしゃる場面に遭遇することがあります。そう、うちの子が嫌がること、できればしたくないですよね。嫌がるだけならまだしも、うなったり噛みついたりするイヌ・ネコもいるんです。(実際、咬まれたこともあります…)


でも。

イヌは、食事をして3~5日で、歯石になります。
ネコは、食事をしておよそ10日で、歯石になります。
ヒトは、食事をしておよそ10~14日で、歯石になります。


イヌは、ヒトの5倍の速度で、歯石になりやすいのです。


一度歯石になると、超音波スケーラーという機械で、全身麻酔をかけて処置を行うしかありません。(無麻酔科の処置という方法もありますが、獣医療に関わる者としてはお薦めできません。理由は目次2の最後に説明します)


わたしは今までに10カ所の動物病院で、実習や勤務をしてきました。

その中で、「歯がいたそう」「食べが悪い」と来院、獣医師の診断受けたイヌ・ネコの口の中は、それは見るに耐えないケースがありました。

何度も、何度も見てきました。


彼らと話すことができたらいいのですが、残念ながらそれは叶いません。彼らは軽い痛みであれば、耐えてしまいます。口の中は飼主さんの盲点。異変に気づきにくく、異変に気がついて来院されたときにはかなり重症化している、ということが、ほんとうに多いのです。

今まで、何度も何度も、重症化しているケースをみていているので、あえてお話しします。


「ホームデンタルケア」は、”うちの子”のために飼主さんにしか、していただくことのできない、大切なことなのです。


「でも、嫌がるから…」


そうですよね。嫌がりますよね。すごくよくわかります。その場で耐えてくれたとして、そのあと、「なにかまたされるんじゃないか」と、そーっと逃げていたり、しますよね。そういう姿を見ると、わたしも同じように悲しいです。


そこでわたしは、「飼主さんも、うちの子も、どうしたら楽しく歯磨きをしていただけるのか」、「飼主さんの大切なうちの子が嫌がらない歯磨きの方法はないのか」と、動物の歯や口の中に関するセミナーに参加し、学んできました。


●葛西にある老犬介護施設ペットケアサービスLet'sの「老犬とのしあわせな暮らし方」セミナー(昨年11月より月1~2回受講中)

●日本獣医内科学アカデミー学術大会(2月19日)

●症例から考えるライフステージ毎の口腔歯科疾患(2月28日)


この3つのセミナーからから学んだ、「最新の動物予防歯科=うちの子に嫌われないホームデンタルケア」を、記事としてまとめました。


今回は有料note記事として、金額を「2160円」に設定します。これは、動物病院を受診するとかかる診療費分「初診代1500円+歯磨き指導料500円+消費税」だとお考えください。


と、書いたにもかかわらず、3月2日時点で、96名さまにこの記事をご覧いただくことができました。(わたしフォロー数67名さましかいなかったんですね。これはなかなかすごい!と個人的に思いました。)

やはり、”うちの子”を大切に思う飼主さんには、注目度が高いのだなと思ったので、記事の価格を大幅に引き下げました。(おかげさまで3月4日現在、162名さまにご覧いただけています。)


こんなお声もいただけました。ありがとうございます!



無料で公開することも考えたのですが、あなたの”うちの子”のかかりつけの動物病院さんと飼主さんの関係に、なんらかの影響を与える可能性があるので(多くの獣医師はプライドが高いものなのです)、

ほんとうに読んでみたい方だけ、WEB上での歯磨き指導料という名目で、150円とさせてください。

(もちろん、この中に獣医師法に触れるような内容は含まれていません)


ただ、この記事を読んで、

もし、あなたが、ここまでの記事を読んで「うちの子心配!」となったとしたら、是非とも、かかりつけの動物病院に行っていただきたいのです。

いつも診てくださっている獣医師に口の中を「診察」、問題があれば「治療」していただいてください。「治療」が、なによりも最優先です。予防歯科はそのあとにすることです。

「診察」を受けたら、一緒に「ホームデンタルケアのコツ」を、かかりつけの獣医師や動物看護師に聞いてみてください。きっと、丁寧に教えてくださることでしょう。


この記事は、あなたが暮らしている愛犬にたいして、

・どうしても、嫌がってしまい、ケアできない

・もっと、ホームデンタルケアのコツを知りたい

・仲良しのまま、楽しくケアをする方法を知りたい

・デンタルケアはすでにしているけれど、もっと楽な方法を探している


と、考えている飼主さんにむけて書きましたが、ネコの飼主さんにも、参考にしていただける内容です。

特に、「どうすれば、飼主さんと”うちの子”が仲良しのままでデンタルケアができるのか」に重点を置いてお話ししています。


これらを行うことで、嫌がって逃げてしまう「あなたのうちの子」は、あなたがしたいケアを大人しくさせてくれるどころか、喜んでさせてくれるようになるはずです。


(全8310文字)


目次

1.イヌとネコとヒト。口の中を比べてみる

2.いきなり歯ブラシを使うことは、絶対に避けるべき理由

3.うちの子に嫌われないための「ホームデンタルケアの基本のコツ」

4.いつから、「ホームデンタルケア」ってはじめたらいいの?

5.歯ブラシを使ってケアをするまでの4つの段階



1.イヌとネコとヒト。口の中を比べてみる

■”共通点”と”相違点”を知っていますか?

まず、共通点から。

「二生歯性」といって、乳歯から永久歯に生え替わります。(ウサギも同じです。齧歯類は「一生歯性」です)

歯の構造は、ほぼ一緒です。(エナメル質、象牙質、歯肉、歯槽骨など)

次に、相違点から。ここではイヌとヒトを比べる表をつくりました。




/) /) この記事以降は、noteで読むことができます。
*´ㅅ`) o0



ただし…大切なことなので、何度も申し上げます。

まずはかかりつけの獣医師にご相談くださいね!


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「きの、と、うり。」 https://note.mu/pta_moff/ 

(「ペットと暮らすこと」イラストを使ってわかりやすくつづるイラスト物語です。
*゜     /) /)

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